電力自由化についてのQ&A

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電力自由化についてのQ&Aです。

Q.電力小売の「完全自由化」とは?

A.日本では2000年から電力の自由化が始まりましたが、今までは部分自由化でした。
   工場・大型ショッピングモール・病院・オフィスなど大口需要家向けの電力自由化でした。
   しかし、2016年4月1日からは、一般家庭・商店など小口需要家を含めた全ての電力需要家が
   対象となります。これが電力小売の完全自由化です。

Q.電力自由化によるデメリットはありますか?

A.倒産など電力会社の経営破たん、供給不足による停電、燃料高騰による料金上昇などが考えられま
    す。
  国はこういった事態を想定し、あらかじめ小売電気事業者を登録制とし、厳しく審査をします。
    登録小売電気事業者は、経済産業省のホームページで確認することができます。

Q.契約した電力会社が倒産してしまったらどうしたらいいのですか?

A.登録事業者であっても、その後に経営悪化に見舞われ破たんしてしまうことも考えられます。
  そういった場合は、既存の大手電力会社が代わって電力供給を行うよう義務づけています。
  消費者が、電力会社の経営破たんなどなどによって、電力の供給を受けられなくなることを
  防止する措置で、電力需要家に対する最終保障サービスと呼ばれています。

Q.電気の質は、契約会社ごとに異なるのでしょうか?

A.どの電力会社でも、電気の質が変わるということはありません。
  なぜなら、電気の質=周波数に関しては、国は送配電事業者に対して周波数維持の義務づけを
  行っているからです。
    周波数を一定に保つように対策を行わないと、コンピュータなどの精密機器に影響を及ぼしたり、
    停電を引き起こしたりしてしまいます。

Q.別の会社と契約した後、元の会社と再契約したいのですが可能でしょうか?

A.基本的には可能ですが、途中解約による違約金などの条件を確認して下さい。
   新しい料金プランによっては、2年間継続・3年間継続などの条件がある場合もありますので
   要注意です。

Q.他の地域から電力を買うことはできますか?

A.電力小売の全面自由化が実施される2016年4月1日以降は、どの電力会社からでも
  自由に電力を購入することができます。
  例えば、東京電力管内の消費者が関西電力や中部電力などから電気を購入することが
  できます。または、新たに新規参入する会社からも購入ができます。
  ただし、切替先の電力会社が自分の住んでいる地域に電気を供給しているかの確認が
  必要です。

Q.アパートやマンションでも契約はできるのでしょうか?

A.アパートやマンションにお住まいの方でも、自由に電気を買うことができます。
  しかし、高圧一括受電は管理者が電力会社と契約するため、個々の居住者は電力会社を
  選ぶことはできません。
  ただし、一定規模以上のマンションが対象になるので全てのマンションではありません。
  管理事務所等に一度確認をしてみましょう。
  

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