息子の子育ての思い出

我が家には中学生の息子がいます。
男の子しか育てた経験はありませんが、子育てはとても大変で、かつ特別なものに感じています。
わが子はもうすでに成長してしまいましたが、乳幼児期や小さな頃には悩みや心配も多く、同じく子育てをしている人も共感できるのではないかと思います。

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乳児期の難関、トイレトレーニング

乳児期の子育てで大変なのがトイレトレーニング、いわゆるオムツはずしでした。
トイレトレーニングを始める時期には非常に個人差があるので、何歳でオムツが外れるのかはその子どもの発達段階によるものが大きいと思います。
そうはいっても、なるべく早くはずしたいのが親としての気持ちです。
我が家の場合は2歳半ごろには簡単な会話が成り立つようになったので、その頃からトイレが何の場所なのか教えることから始めました。
オムツはずしをするためには、ある程度コミュニケーションが必要なので、言葉が通じ合うようになるのを待つのがよいと思います。
また、言葉や意味の理解のほかに身体的な発達も重要で、膀胱が発達してある程度おしっこをためられるようにならないとトイレトレーニングは難しいとされています。
我が家の息子もなかなかおしっこをためられず、オムツが外れたのは3歳を過ぎてからでした。

子どものてつだいとお小遣いの関係

我が家では幼稚園に上がった頃から単純な家事を子どもに手伝わせるようにしていました。
この年代の子どもはお手伝いに積極的なので、この頃から日常的にお手伝いをさせるようにするとその後も自然と身につくと思います。
小学校に上がる頃からお小遣い制を導入しましたが、これも毎日のお手伝いをきちんとすることが前提となっていました。
子供が担当していたのはお風呂掃除で、学校から帰ってくると夕方までにはお風呂を掃除しておく約束になっており、ちゃんとできたらカレンダーに印を付けるようにしていました。
月末になると丸の数を確認して、8割以上がついていたら規定どおりのお小遣いを渡すことになっていたのです。
お手伝いのたびにお小遣いを渡す方法だと都合の良いときにばかり手伝おうとするため、我が家ではこのような形にしていました。

男の子でも台所に立つことを教えたい理由

小学校の高学年になると、我が家では週末に子どもと一緒にキッチンにたつ日が増えました。
我が家は息子ですが、男の子でも基本的な料理の作り方は知ってもらいたいというのが私の食育の考え方でした。
これくらいの年齢になると、お手伝いも単調なものはなかなか続かず飽きてしまうことも多くなります。
しかし料理なら、目新しさもあるし最終的には夕食として食べることもできるので結構興味深く取り組んでくれました。
キッチンでは息子専用の小ぶりの包丁を用意して、使い方を教えました。
大人用だとなれるまで扱いが難しく怪我をしてしまうこともあるので、子どもの手に合ったサイズのものを選ぶと安心です。
始めは包丁を持たせるのが怖いものですが、このくらいの年齢であれば注意をすればしっかりと取り組んでくれます。