日本の住まいについてどれぐらい知っていますか?
日本列島は縦に細長いため亜寒帯から亜熱帯に属し、真ん中に山脈が位置するため地域ごとにさまざまな風土があります!
日本の住まいはこれを上手に活用し、高温多湿の気候に合わせた風通しのよい住まいを作ってきました。
日本の住まいづくりの大きな特徴は、内部と外部の境目、つまり「開口部」があいまいな空間であるということです。
日本では、「まど」は外部と内部の空間をしきる「間の戸」ですが、欧州では外と内の風穴という考え方なので全く異なります。
日本の「間戸」は、一部を開放することで限られた空間に広がりをもたせ機能を限定しない多用途な空間を生み出しました。
いかに自然を共生するかということを大切にしてきたのです。
例えば、夏の蒸し暑さを対処するなら風通しの良い開放的な空間にし、冬の寒さをしのぐためには閉鎖的な空間にします。
この開放と閉鎖の考え方では四季の変化に衝突してしまいますが、この衝突するポイントをいかに工夫するかによって変わってきます。
廊下とデッキ、またはリビングダイニングなど、一体感と区切りを工夫してできた空間で場面に応じた素晴らしいスペースを生み出すことになるでしょう。
現代の一般的な家は南側の開口部を大きく、北側の開口部を小さくするだけであまり地域性が感じられないです。
地域に合わせて風通し・採光を考えて開口部をより大きくしたりデザイン性を持たせることができるでしょう!
リフォームをする際は、自分が住む自然環境や地域特性を改めて読み解いてみてはいかがでしょうか?
株式会社イナセ
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