手ごわい換気扇の掃除方法とは?
家のあちらこちらにある換気扇、一番手ごわいキッチンの換気扇ばかりが気になって、部屋の換気扇の掃除を見落としていませんか?
簡単なホコリ汚れの換気扇から、油でギトギト汚れの換気扇まで、それぞれの換気扇に合った掃除方法をご紹介します。
目次
換気扇には付いている場所によってそれぞれ違った汚れがあります
換気扇にはそれぞれ付いている場所によって、それぞれの違った汚れがあります。
まずは部屋やトイレや納戸に付いている換気扇。これはずばりホコリだけなので、一番簡単な汚れです。
掃除の頻度は使う頻度にも比例しますが、換気扇の前のフィルターにホコリがついて目立つようならば掃除をするタイミングです。
次は風呂場の換気扇です。これはホコリプラス湿気もしくはカビが付いた汚れになります。
掃除の頻度は1ヶ月か2ヶ月に1度程度行うと、ガンコな汚れにまで発展しません。
一番大変なのはキッチンの換気扇です。
この汚れは油とホコリと水分がミックスされていて、とてもガンコです。
1年に1度くらいは分解掃除をしたいものです。
中の羽の部分まで油煙が入ってこないように、専用の不燃紙フィルターなどを使ってさらにカバーすると掃除が軽減されるので、フィルター交換は小まめに行うといいでしょう。
換気扇掃除に必要な道具とは?
トイレや部屋に付いている換気扇を掃除をする方法は、換気扇の手前にあるフィルターが外せる場合、それを外して掃除用のブラシでさっとホコリを払います。
羽の部分も払えば完了です。
お風呂場に付いている換気扇の場合は、フイルターに付いている汚れがブラシで払っても落ちない場合、取り外して水洗いを行います。
羽の部分が汚れている場合は、水でぬらした柔らかい布で優しく拭くといいでしょう。
キッチンの換気扇を掃除する場合、必要な道具としてはガンコな油汚れに対応できるアルカリ性洗剤かセスキ炭酸ソーダもしくは重曹が必要です。
その他にゴミ袋、ゴム手袋、熱湯、歯ブラシなどを用意するといいでしょう。
簡単な汚れの場合は、備え付けのフィルターのみの掃除でOKですが、羽の部分までしっかり汚れている場合は羽を外して掃除を行います。
キッチンの換気扇の掃除のコツ
キッチンの換気扇を掃除するポイントとしては、ガンコな油汚れを溶かす作業から行うと、その後の汚れ落としがラクになります。
油汚れを溶かすには大きなゴミ袋に熱湯とアルカリ性洗剤、フィルター、換気扇の羽などをすべて入れて口を縛ってしばらくおくと、熱湯が冷めた頃には油が柔らかくなり、浮いてきます。
さらに取れにくい汚れには、アルカリ性洗剤などを使って歯ブラシなどでこするとすぐに落ちていきます。
アルカリ性洗剤は手に触れると手がとても荒れるので、必ずこの作業にはゴム手袋が必要です。
また、環境に優しい洗剤を使いたい場合には、セスキ炭酸ソーダや重曹を使っての掃除が最適です。
セスキ炭酸ソーダは重曹よりも強力なので、換気扇掃除のようなガンコな油汚れの場合には、こちらの方がよりオススメです。