きれいなお湯で、快適な生活を送ろう!
毎日の生活に欠かせない「お湯」、この大切なお湯を作っているのが、給湯器です。
給湯器のお手入れは、主に屋外に取り付けられている「給湯器本体」と、お湯が出て来る浴槽内の「循環アダプター」の2カ所を行います。
それぞれ、どのようにお手入れしていけば良いでしょうか。
目次
給湯器のどこを掃除すれば良い?
給湯器本体は、何より周辺に物を置かないようにするのが大切です。
排気口や吸気口を物でふさいだり、またホコリで詰まらせたりすると故障の原因になります。
本体の掃除は、ホコリなどが気になったときにサッと拭き取る程度で大丈夫です。
浴槽に付いている循環アダプターは、定期的に掃除をしましょう。
お湯が出てくる丸い金具が循環アダプターです。
アダプターの蓋がフィルターになっており、水垢などの汚れがフィルターに溜まりやすいので掃除します。
フィルターが詰まると、お湯の温度が上がらなかったり、故障の原因になります。
また、浴槽のお湯に水垢が浮いたりしてきます。週に1回程度、風呂掃除のときにアダプターも一緒にお手入れすると面倒が少ないでしょう。
給湯設備の掃除のやり方
屋外に備わっている給湯器本体は、掃除は簡単で大丈夫ですが、雑草や樹木が排気口をふさがないように草抜きや剪定を行うことは忘れないようにしましょう。
また、給湯器の排気口からはお湯と同じかそれ以上に高温の湯気が出てくるので、給湯器を囲ってしまうと非常に危険です。
給湯器は通気のよい状態にしておくことを心がけてください。
循環アダプターの掃除方法は、回して取り外して洗いましょう。
フィルターは細かい網目になっているので、歯ブラシなどの道具を使うと細かい汚れまで落とすことができます。
年に数回は、市販の配管洗浄洗剤を使って、お湯のパイプ自体を掃除するとよりきれいなお湯を作れます。
プロが行う高水圧による配管洗浄もスッキリするので、年月の経った給湯設備をお使いの家庭にオススメです。
給湯器を掃除するときのポイント
給湯器本体を掃除するときのポイントは、やりすぎないことです。
給湯器は屋外の雨風にさらされても大丈夫なように強く作られています。
そのため、ホコリや汚れを軽く拭き取る程度でとどめ、内部や配管には手出ししないようにしましょう。
水漏れや故障につながるので、触りすぎないことがポイントです。
循環アダプターのお手入れは、定期的に行うことがポイントです。
浴槽に水垢が浮いてくるときは、必ず掃除しましょう。
一旦詰まってしまうと、自分では処理できずに業者を呼んで大々的に修理する羽目になるので、週に1回、曜日を決めて定期的に掃除することがとても重要です。
くつろげるお風呂であるためにも、日々のお手入れできれいなお湯作りを目指しましょう。