定期的にしよう!温水器のお掃除!

部屋やトイレ、玄関、調理場、浴槽の掃除は普段から気にかけてしていらっしゃる方も多いと思います。
しかし、ついつい後回しにしてしまいがちなのが温水器です。
どうやってお手入れしていいのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

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お掃除の前に確認しよう!

温水器の掃除を行う前に、まずは機器の安全確認をする必要があります。
安全チェックの項目はガス給湯器の場合も石油給湯器の場合も同じです。
最初に機器や排気口の周辺に余計なものを置いていないか見ます。
ここで何か置いていたら、邪魔にならない場所にどけておきましょう。次に、排気口や吸気口に汚れが付着していたり、ほこりが詰まっていたりしないかを確認します。
最後にドレン抜きバルブにゴミなどが詰まっていないか確かめます。
上記で述べた3項目は自分で掃除することができますが、それ以外に異常がある場合はセンターに問い合わせる必要があります。
例えば、機器に焼けたような跡があったり、異常音が聞こえたり、オイル漏れが発生している場合等です。

浴槽循環アダプターを掃除しよう!

お湯が適温にならない、温水器の調子が悪いのかな、と感じたらまずは浴槽の循環アダプターのフィルターを掃除してみましょう。
お湯が適温にならない原因の多くは循環フィルターの詰まりだといわれているからです。
循環アダプターのフィルターのお掃除に特別な道具や技術はいりません。
歯ブラシ1つあれば十分です。
この歯ブラシを使った掃除方法を説明しますね。
まずは、循環アダプターのフィルターを逆時計回りに回して外します。
次に外したフィルターを歯ブラシでこすって汚れを落とします。
このとき、不要な力を加えて、傷つけたりしないように注意しましょう。
最後に水できれいにすすぎ流しをしたらフィルターはきれいになります。
外した時とは逆方向に回して固定したらお掃除は完了です。

オイルタンクに水が混ざったときの掃除法

温水器でも石油給油機を使用している方に必見の掃除がオイルタンクの水抜きです。
もしオイルタンクに水が混ざったら不完全燃焼の原因となってしまいます。
水抜きの方法はとても簡単です。
ドレン抜きバルブの下に石油を入れる容器を置きます。
そして、ドレン抜きバルブを開けて200ccほど排水します。
このとき液体が分離していたら水が混ざっているということなので、分離しなくなるまで200ccずつの排水を繰り返します。
ここでのポイントは分離している排水を入れるための大き目の容器を別に用意しておくということです。
分離しなくなったら、元通り、ドレン抜きバルブを閉めて完了です。
温水器の掃除は基本的に汚れを除くという考え方で大丈夫です。
特別、薬品を使って機器を洗ったりするわけではないので、家にあるもので手軽に行えます。