壁紙の張り替えって、自分でできるの?
壁紙を張り替えるくらい、わざわざ業者に頼まなくたって自分でできるでしょ?なんて思っている方もいるかもしれません。
ところが実際は大変な手間がかかるもの。
具体的に何をしなければいけないのか、知らない人も多いのではないでしょうか。
そこで、壁紙の張り替えのためには何をしなければいけないのか、ご紹介しましょう。
目次
張り替える前の準備はとても面倒!
業者に頼まず自分で張り替えるためにしなければならないことはとても多いのです。
壁紙のカタログをレンタルしてどのデザインにするか選んだら、まず壁面の寸法を測ります。
その寸法に合わせて注文するサイズの計算も行います。
届いたら家具を移動させ、掃除をします。
コンセントプレートやインターホンなどを取り外しも忘れてはいけません。
ここまで準備して、いよいよ作業に取りかかります。
壁紙を剥がしたら、凸凹をなくすための下地処理を行います。
そして図面の確認をし、注文した壁紙の裁断を行います。
ここまでやってやっと壁紙を張り替える作業に入ることができるのです。
もちろん、そのためのさまざまな道具を揃えておくことも必要です。
とても面倒な作業であることが分かりますね。
張り替えを始めてからも大変!
さて、準備を終えて壁紙の張り替えに取りかかったら、ちゃんときれいにできるかどうかが問題です。
下地が平らに出来ていなかったら、せっかく張り替えても凸凹になってしまうでしょう。
天井に貼る時の難易度は通常の壁を貼るのとは大違いです。
柄物のデザインを選んだ場合にはちゃんと継ぎ目を合わさなければ不細工な仕上がりになってしまいますね。
思ったよりも時間がかかってしまったら、1日では終わらないかもしれません。
実際のところ、壁紙を張り替えることはとても面倒なうえ難しいので、失敗して悲惨な状態になってから業者に依頼してくる人も多いようです。
こうなると、自分でやって安くすませるつもりが逆に高くつくことになってしまいますよね。
かかる労力や手間を考えると、最初からプロに任せてしまった方が安くなるかもしれません。
なんとか張り替え完成!…なのにどこかイメージと違う、なんてことも?
張り替えの失敗の可能性は、作業の不手際だけではありません。
完成した時に初めて気付く、なんてこともあるのです。
例えばリビングの壁紙に柄物を選んだため、狭く感じる落ち着かない部屋になってしまった、なんていう例や、トイレの壁紙に防カビ加工のものを選ばなかったためトイレがカビだらけになってしまった、など壁紙選びの段階で問題があることも多いようです。
最初からプロの業者にアドバイスをもらうことで、そのような失敗は回避できるでしょう
せっかく壁紙を張り替えるなら、前よりもっと素敵な部屋に生まれ変わらなければ意味がないですよね。
不慣れな作業で失敗するかもしれないリスクを負って自分でやるよりもプロの業者に一度相談してみることが、お気に入りの部屋につながるはじめの一歩だと言えるのではないでしょうか。